ハッシュ値
  ドキュメントや数字などの文字列をある規則(ハッシュ関数)により変換したものです。
  ハッシュ関数の特徴は以下の3点です。
  ● 原文を一定長のデータに変換する。
  ● 生成データ(ハッシュ値)から原文を推定することができない。
  ● ひとつの原文からはひとつの決まったハッシュ値が求められる。
電子入札システムでは、ハッシュ値を下記のように利用しています。
  1.入札参加者が、クライアントPCから電子入札システムのサーバーへ入札書を送信する直前のハッシュ値(事前ハッシュ)を採取します。
  2.事前ハッシュと、暗号化された入札書が電子システムに送信されます。
  3.開札時、復号化した入札書からハッシュ値(事後ハッシュ)を採取します。
  4.事前ハッシュと事後ハッシュを比較し、入札書が改ざんされていないことを確認します。